看護部

病棟だより バックナンバー

5.きれいな八重桜

写真:八重桜今年の北海道は春が来るのが遅く、まだ八重桜の満開の場所が近くにあります。今日6月1日は暖かくなり患者さん2名とドライブがてら出かけてきました。

洞爺湖沿いを走りながら、白鳥が卵を抱いてあたためている姿や、濃いピンク色の芝桜がきれいな家の庭を「あれ、あれ、あれ、白鳥」とか「きれいな色だね」などと話しながらゆっくり向かいました。

到着した自然の家という所では短い桜のトンネル。車から降りて車イスを押しながら桜の木の枝に手が届くような場面では「モリモリだね。塩で揉んで・・・」と桜の葉を塩漬けした場面でも思いうかべたようです。

高齢者の看護・介護に関わっていて思うことは、自分たちの日常の関わりが何か回想に結びつき、その場面から思いを広げ嬉しそうな、懐かしそうな表情で話し出す時に出会うと、こちらも嬉しくなると同時に、いかにそういう場面を多く作れるか、そして思い出している場面の気持ちを問いかけながら、静かに聴くという事がとても大事だと思います。

洞爺湖を背に青い空、若葉色の山、山の上の烏帽子岩、ピンクの桜など自然の中で笑顔いっぱいの写真もたくさん撮って来ました。1時間余りの非日常でしたが、この写真をもとにまた、話に花を咲かせることができればいいと思います。

平成22年 洞爺温泉病院 看護部 介護療養病棟


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