ごあいさつ

洞爺温泉病院 理事長・院長 中谷 玲二

洞爺温泉病院は1987年7月に洞爺湖の北側に開院して以来、地域の皆さまや多くの医療機関、介護施設の方々にご協力をいただき、30年近くの歴史を刻んできました

度重なる医療制度の見直しにより急性期と慢性期の医療が峻別されていく中で、当院は当初よりリハビリ機能の充実に重点を置き、持続的に医療ニーズが高く在宅復帰が困難な方のための療養環境を整備、がんによる身体的苦痛や精神的苦悩を抱える方のために緩和ケア病棟を設置しました。

2025年には団塊の世代が後期高齢者となり、医療や介護の大きな受け皿が必要になると言われております。当院では地域における内科系の急性期医療のニーズに応え、さらには高度急性期病院の後方支援病院としての機能を高めるために、常勤専門医の配置を進めております。2016年4月には一般内科、消化器内科、緩和ケア内科、リハビリテーション科の診療科に加え、新たに呼吸器内科、循環器内科、糖尿病内科を設置しました。

在宅医療や近隣施設との地域連携の取り組みとしては、2015年10月より訪問診療の体制を拡充し、2016年4月からは地域の複数の介護保険施設への医師派遣と同時に、急性増悪時における救急患者の受け入れを開始しました。

一方、医療機関においては診療の幅を広げることと同時に、医療の質を向上させることが大切であります。当院では各部署の改善努力により2014年2月に日本医療機能評価機構の3回目の認定を受け、2014年11月には同機構の緩和ケア付加機能の認定を受けることができました。病院組織としての活動を職員一人一人の達成感に結び付け、受療者の方々が安心して医療を受けられることを目標に、医療の質改善にこれからも真摯に取り組んで参ります。

これからも「個別性を尊重した医療の提供」および「信頼されるチーム医療の実践」の病院理念のもとに、地域の皆様に信頼される医療機関として弛まぬ努力を続けて参ります。

2016年6月14日
理事長・院長 中谷 玲二

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